代表行政書士 狩野理恵

1985 年生まれ、6 歳・4 歳・1 歳の子ども 3 児の母。出身は三重県伊賀市。

日本行政書士連合会連合会  登録番号第 22141855 号

入国管理局申請取次行政書士

公益社団法人コスモス成年後見サポートセンター会員
群馬県行政書士会所属

群馬県渋川市にある、狩野理恵行政書士事務所 代表者紹介

お客様の歩んできた日々と今の気持ちに寄り添い
お客様の人生に彩りを添えるお手伝いをします

大学のころ
体育会応援部吹奏楽団に所属し、野球をはじめとしたスポーツ応援の場で活動。また、児童福祉を学び、障害をもった子どもと健常児がともに通い触れ合う保育施設や、主にダウン症児が参加する和太鼓サークルでフィールドワークを行う。

大学卒業後
大阪市内の百貨店に勤務し、食料品売場を 6 年間担当。日々の接客を通して地域のお客様のニーズを探ることを得意とし、取引先の協力を得ながら季節感のあるいつ来ても目新しい売場づくりを担当。

結婚後
夫の転勤に帯同。山口県山口市、香川県高松市にて暮らす。
高松市の行政書士事務所にて事務補助員としてパート勤務する傍ら、2017 年度行政書士試験に合格。のちに長女出産。

長男出産後
群馬県渋川市にて長男を出産。長男は元々一卵性双生児だったが、胎内で一児死亡し、その影響で寝たきりの重症心身障害児となる。出産と死産を同時に経験したこと、長男には介護と医療的ケアが常に必要なことから精神的に落ち込み、家に引きこもりがちになる。それでも家族や主治医、訪問看護師、相談員、療育先のスタッフ、県内の障害児ママに支えられ、出産から 1 年半ほど経ったころから徐々に長男の障害を受け入れることができるようになる。2022 年 8 月、行政書士事務所開業。そののち次女を出産。

群馬県渋川市にある、狩野理恵行政書士事務所_代表者紹介5

医療的ケアが必要な長男とともに行政書士として

はじめて息子の母子通園の見学に行ったとき、先輩ママが、まるでわが子の障害なんてどうってことないように元気いっぱいだったことを思い出します。その時、私は「こんな明るい場所に行ったのは長男出産後初めてです。」と少しの涙とともに話していました。生かすことに毎日必死で、息子のことを「可愛い」と思えてなかった自分に気がつきました。

そのとき医療的ケア児を育てながら働いているママがいることも知りました。そして、私も息子を育てながら仕事をしたいと思い、行政書士資格を生かして働きたいと思うようになりました。それと同時に息子の親なき後について考える中で、障害をもつ家族がいることで私自身の遺言や相続についてしっかりと考えておかなくてはいけないということを知りました。

家族にはそれぞれに過ごしてきた日々、乗り越えてきた日々、置かれた環境があります。

大切なことはそういった人たちに寄り添い、その気持ちを尊重するということだと思います。

これから私は行政書士としてお客様それぞれが歩んできた人生に耳を傾け、そしてお客様の今の姿とお気持ちに寄り添った仕事をすることで、お客様の人生を支える一助となれればと考えています。